ブレッシングBlessing

BLESSING (ブレッシング)とは

ブレッシング本体BLESSING (ブレッシング) は、マイクロニードルRF (高周波) の技術に革新をもたらし、美容医療をさらに高い次元へ導くことを可能にする医療機器です。従来のマイクロニードルRFは肌に垂直に針を刺入するものでしたが、 ブレッシングは世界初の技術でニードルを斜めに進入させながら、高周波エネルギーと薬剤を注入することができます。高周波とドラッグデリバリー (薬剤の肌注入) を一つの治療に統合し、 それを傾斜ニードルという技術でさらに高い効果へと導きます。従来のマイクロニードルRFと比べて痛みの少ない治療が可能になった点も重要な長所です。

※ マイクロニードルRF (高周波)とは・・・?

極細針を皮膚に刺入し、 高周波エネルギーを真皮に照射して熱エネルギーを与え、組織再生を促す治療です。
コラーゲンやエラスチンなどの弾性線維の産生が誘導されることで、 シワ・肌質・肌全体の色調を改善へと導き、 瘢痕を減少させるなどの効果を可能にします。

ブレッシングの先進的技術



図1 ブレッシング:高次元の統合がもたらす相乗効果

ブレッシング 3つの技術

  1. 薬剤の注入 = 水光注射 (ダーマシャイン、ハイコックス等)や手打ちなど
  2. マイクロニードルRF (ポテンツァ、シルファーム、モフィウス等)
  3. 世界初の傾斜マイクロニードルRFブレッシングのみ)

ブレッシング 3つの特徴

三つの効果シェーマ

① 傾斜ニードル高周波

ブレッシングの針は 斜め45度で皮膚に刺入されるため、従来の垂直針に比べて皮膚組織との接触面積が約1.4倍となります。 また、ブレッシングは肌表面の電極とニードルの間に高周波回路を形成することで、真皮の全層にわたってより広い熱効果を及ぼすよう設計されています。 熱作用が及ぶ体積は、従来型との比較で約8倍となり、 傾斜ニードル技術による差がさらに顕著になります。 針の深さも調節可能で、 穿鑿・照射・注入など各施術において狙うべき対象の層に応じて、 0.5mmから3.0mmまで深さを選択することができます。

真皮に熱エネルギーが加えられることで組織の再構築が促進されますが、その際に産生される「III型コラーゲン」の変化を比較すると、 傾斜ニードルRFによる照射後は、 従来型よりも約12倍多い「III型コラーゲン」が観察されました。

 * 「III型コラーゲン」とは・・・?
      皮膚を構成するコラーゲンは、Ⅰ型コラーゲンが主で、Ⅲ型コラーゲンは補助的な役割を担っています。
      真皮浅層に分布し、網目状の構造を形成して皮膚を支えています。
      Ⅲ型コラーゲンは、柔らかく、しなやかな皮膚をつくるのに不可欠です。
      年齢とともに、Ⅲ型コラーゲンは減少し、Ⅰ型コラーゲンがより優位になり、皮膚弾力低下につながります。
 

② サブシジョン効果

皮膚と皮下組織の間に垂直な線維性組織が生じている瘢痕(ニキビ跡、傷跡など)治療には、ニードルで繊維性組織を切断していくサブシジョン治療が効果的であると知られています。その際、垂直針による刺入では切断に至らない組織が残り、効果が上がりにくいことがありました。これに対し、ブレッシングでは瘢痕組織が切断されるように斜めの刺入が行われるため、サブシジョン効果を高めることが可能になりました。

サブシジョンによって組織の癒着を破壊すると、コラーゲンのリモデリングが促進され、肌の再生を促進することが知られています。しかしながら、サブシジョンのみでは切断後の組織に再癒着が起こりやすいので、十分な効果を得にくいケースがあります。そのため、サブシジョンと同時に薬剤を注入する等、さまざまな工夫が試みられてきました。

サブシジョン + 高周波の熱効果+ 薬剤効果 を統合して、皮下組織の再生、修復効果を大きく引き上げることを可能にしたのがブレッシングなのです。

③ 薬剤ロスの少ないドラッグデリバリー

ブレッシングは針を斜めに刺入した状態で、真皮〜皮下浅層へ薬液を注入することができます。 医師による手打ちにより近く、かつ一定の層へより正確に薬液を注入することが可能になりました。垂直針による従来の注入では薬液の漏れが起こっていましたが、 斜めに注入することで よりロスの少ない、効率的な薬液注入を行うことができます。
注入と同時に高周波が照射されることで、細胞内伝達因子が活性化し、注入される薬剤の効果が相乗的に増強されるといわれます。高周波エネルギーの照射によるコラーゲン産生、肌のリジュビネーション効果も長期にわたり持続しやすくなります。

 

効果

「3つの特徴」 が 三位一体となって相乗的に効果を高め合うことで、 多くの症状に対する治療効果が期待されます。 どの薬液を選択するかによって効能や効果の程度に違いはありますが、最新機器 を使用することにより、総合的にお肌の状態や質感を引き上げることを期待できます。

など

安全性

「PRIF (リアルタイム・インピーダンス・フィードバックシステム)」 の採用により、 大きく安全性が向上しています。
各ショットごとに針先の皮膚抵抗を測定して、リアルタイムの数値をもとに適切な出力値を自動的に調整するシステムです。 フィードバック機構をつうじて高周波エネルギーが最適化されることにより、 安定した治療効果をもたらし、副作用を防ぐことが可能となります。

注入薬剤

近日公開

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(オプション)

近日公開

 準備中

おすすめの施術組み合わせ

ケアシス(エレクトロポレーション)

ケアシス(エレクトロポレーション)薬剤を深部に導入し、且つ毛細血管を引き締めることで、ケアシスは施術後の赤みや腫れなどのダウンタイムを軽減します。ブレッシングで薬剤を注入した層より、表層から効果の異なる薬剤を浸透させていくことで、肌質をさらなる改善に導きます。

症例

  • 70代 、 女性
  • 治療内容 : 傾斜マイクロニードルRF(全顔)
  • 治療効果 : 全体的な肌質改善、口回りのシワ改善、輪郭のたるみのリフティング
  • 副作用 : 熱傷、色素沈着、疼痛、発赤、腫脹、内出血、アレルギー反応、硬結など
  • 資料提供 : Cho Hyun-Jin Dr./ Labella Clinic

  • 40代 、 男性
  • 治療内容 : 傾斜マイクロニードルRF
  • 治療効果 : 子供の頃にできた眉間の傷跡の改善
  • 副作用 : 熱傷、色素沈着、疼痛、発赤、腫脹、内出血、アレルギー反応、硬結など
  • 資料提供 : Chella社

Q&A

施術中の痛みはありますか?

麻酔クリームを塗布してから施術を行います。 軽い痛みを感じることはありますが、我慢できる程度です。 痛みに弱い方は、個別にご相談ください。

治療可能な部位はどこですか?

「顔」 と 「首」です。

施術前に気をつけることはありますか?

ニキビ治療薬、レチノールなどビタミンAケア製品、ピーリング等は、施術1週間前から中止をお願いします。

施術後メイクをして帰ってもいいですか?

施術部位は、 翌日からメイクが可能です。
施術部位以外は、 当日からメイクしていただけます。

アフターケアで気をつけることはありますか?

施術後は数日間、軽い腫れ、痛み、点状の内出血斑が出ることがあります。 症状が落ち着くまでは飲酒、激しい運動、サウナなど、 血流が良くなる活動をお控えください。 洗顔の際は、 優しく洗うことを心がけて、 十分に保湿とUVケアを行ってください。

施術間隔はどのくらいですか?

約1ヶ月です。 必要回数には個人差があります。

いっしょに受けるのにおすすめの治療はありますか?

ケアシス(エレクトロポレーション)がおすすめです。 施術後のダウンタイムからの回復を早めます。

施術時間はどのくらいですか?

麻酔クリームを塗布する時間と合わせて、約70~80分です。

禁忌事項はありますか?

妊娠または授乳中の方は、治療を受けていただくことができません。
そのほか、自己免疫疾患や大きな病気を治療中の方、抗凝固薬内服中、アレルギーを多数お持ちの方などは、治療を受けていただけないことがございます。

料金

  税込(円)
(準備中)

「医療機器に関する明示事項」

1. 未承認医薬品等であることの明示
BLESSING(ブレッシング)は医薬品医療機器法における未承認機器です。

2. 入手経路等の明示
国内正規代理店により入手しています。

3. 国内の承認医薬品等の有無の明示
国内において同一性能を有する医療機器はありません。

4. 諸外国における安全性等に係る情報の明示
アメリカ食品医薬品局 (FDA, Food and Drug Administration)の承認基準を満たします。
韓国食品医薬品安全庁(KFDA, Korea Food and Drug Administration)の承認基準を満たします。

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