まぶたのたるみEyes

上まぶたのたるみ取り

上まぶたは、重力に逆らって目を開けたり、表情を作ったりする働きをしています。加齢によってこの筋肉の力が弱くなり痩せてしまったり、皮膚の張りが失われたりしてくると、上まぶたは重力の影響を受けてたるんで下がってきてしまいます。
そうなると、まぶたが視野をふさいで、ものが見えにくくなるばかりではなく、見た目も目が小さくなり、疲れ顔や老け顔の印象が強くなってしまいます。
目元、まぶたでお悩みのある方は、お気軽に当院にご相談ください。

当院の治療法

上眼瞼余剰皮膚切除

従来から行われている方法です。垂れ下がったまぶたの余分な皮膚とその下にある眼輪筋を切り取って縫合します。二重ラインに沿って切開するため、傷痕が目立ちにくいです。もともと二重で、加齢により二重幅が狭くなった人にお勧めです。


眉下切除術

眉の下を眉毛のラインに沿って切開し、上まぶたのたるんだ部分を切除してしまう方法です。眉毛下切開とも呼ばれています。同時に皮下の余分な脂肪も除去することが可能で、目元がすっきりとし、隠れていた二重などがはっきりとあらわれ、若々しい印象を取り戻すことが可能になります。そのため、眉下切開術はアンチエイジングとしての効果が大きいといえます。この方法は、手術痕が眉の下に隠れるため、目立ちにくいというメリットもあります。
詳しくは眼瞼下垂のページもご参照ください。

上まぶたのたるみ取りの注意点

毛細血管が多く存在するため、この部分の切開を行うと、内出血や腫れが起こってしまうことがあります。一般的にはこれは1~2週間で自然に引いていき目立たなくなります。
また、眉下切開のあと術後上まぶたに縦のしわが出ることがあります。これも1~2週間で自然に消えていきます。
切開部は傷が塞がってきても、どうしてもしばらく赤みが遺ります。これについては、1~2か月で引いていきます。また手術痕は3か月で目立たなくなります。

特徴

  • 手術に要する時間は30~60分程度で、日帰り手術となります。
  • 手術は局所麻酔を行いますので、手術中の痛みはほとんどありません。麻酔が切れた後は痛みが出る場合がありますが、抗菌薬と鎮痛薬を処方しますので、指示通り服用してください。
  • 5~7日後に抜糸のためご来院いただきます。その後1か月後には経過観察のため診察にご来院いただくことになります。
  • 手術後、腫れや内出血が起こることがありますが、通常は1~2週間で自然に引いていきます(個人差はあります)。
  • 手術痕はしばらく赤みが遺りますが、1~2か月程度で薄くなっていき、手術痕そのものは3~4か月程度で目立たなくなります。
  • シャワーは患部を濡らさないように、顔や頭を避けていただければ当日から可能です。
  • 術翌日から患部も含め、お顔を洗っていただけます。
  • コンタクトレンズは腫れが引くまで使用を中止してください。
  • 目元や患部以外のメイクは手術直後から可能ですが、目元のメイクは抜糸までお控えください。

下まぶたのたるみとりとは

目の下は皮膚と眼輪筋によって、眼窩脂肪が抑えられて張りのある、すっきりした下まぶたの状態になっています。しかし、加齢や体調などが原因で、皮膚がたるんだり、眼輪筋が弱くなったりすると、眼窩脂肪が押し出されて、いわゆる「目袋」の状態になってしまい、疲れ顔や老け顔に見られることが多くなります。
特に、眼窩脂肪の膨らみが大きくなると、目袋の下の部分がへこんで見えてしまうため、印象としては10歳以上老けてみられることもあります。
こうした状態で、いくらサプリやお肌ケア用品などを使っても治らないとお悩みの方は、下まぶたのたるみ取り手術をお勧めします。
ふくらみが大きく目立つ、凹凸がはっきりとでてしまっている、クマのように見えて人から「疲れてない?」などと言われるようなケースでも、余分な皮膚を切除し、脂肪を取ったり移動したりすることによって、張りのあるお顔を取り戻すことができます。

当院の治療法

ハムラ法

ハムラ法は、目の下のたるみの部分に、余分に飛び出している眼窩脂肪を移動して、そのふくらみを利用して、目の下のたるみをとる方法で、目袋が大きい人や、凹凸がはっきりとして黒クマに見える人に効果的な治療法です。
下まつげの少し下の部分を目のラインに沿って切開します。ふくらんでいる元となる眼窩脂肪を移動し、眼窩の骨の縁のへこみ部分に敷き詰めます。そのまま固定して完了となります。
この方法では、眼窩脂肪によってでっぱっている目袋の部分と、その下にクマになっている部分の両方を一度で解決できます。またヒアルロン酸注入のように、しばらくすると吸収されて元に戻ってしまうことがなく、長期的にたるみの改善効果が持続するというメリットがあります。


経結膜脱脂法

まぶたの裏側の結膜を切開して、眼窩脂肪を取りだし、膨らみやたるみを解消する方法です。下まぶたの縁から裏側に入った結膜部分を切開し、目頭側、中央、目尻側のそれぞれから全体のバランスを考慮しながら眼窩脂肪を除去していきます。
この方法は、お顔の表面の皮膚を切開しないため、手術痕が外から見えないというメリットがあります。また、レーザーメスを使用しているため、出血も最小限に抑えられますので、手術直後からお化粧が可能になるほどダウンタイムが短くてすみます。
目の下の膨らみが気になっていても、忙しくてなかなか治療の時間がとれない方、体質的に膨らみやすい方、加齢によって皮膚が大きくたるんでしまった方などに適している方法です。

下まぶたのたるみとりの注意点

手術痕はしばらくの間腫れが起こります。通常は1~2週間程度で治まりますが、稀に細菌などによる感染症が起こった場合は長引くことがあります。
手術は局所麻酔によって行いますので、痛みを感じることはほとんどありません。手術後麻酔が切れてからは、帰宅時に抗菌薬と鎮痛薬を処方しますので、指示に従って服用してください。
手術は局所麻酔によって行いますので、痛みを感じることはほとんどありません。手術後麻酔が切れてからは、帰宅時に抗菌薬と鎮痛薬を処方しますので、指示に従って服用してください。何かお困りのことがありましたら、遠慮無くご相談ください。

特徴

  • 手術は、入院の必要がない日帰り手術になります。
  • 手術に要する時間は、術式によっても異なりますが1~2時間程度です。
  • 局所麻酔を行いますので、手術中ほとんど痛みを感じることはありません。
  • 手術後は患部が腫れることがあります。個人差はありますが、およそ3~4週間程度で自然に引いていきます。
  • 稀に感染症をおこしてしまうと、腫れが長引くことがあります。
  • 手術の1か月程度後に、状態確認のため1度ご来院ください。
  • シャワーは、患部を濡らさないように顔や頭を避けていただければ、当日から可能です。
  • 手術当日から、洗顔・洗髪可能です。
  • コンタクトレンズは、腫れが引くまで使用を中止してください。
  • 目元や患部のメイクは、抜糸が終わるまでお控えください。

治療の流れ

1問診・カウンセリング

問診・カウンセリング問診およびカウンセリングを行い、手術に適しているかどうかを判断します。手術適応の場合、手術の流れや注意事項などについてご説明します。




2予約

手術適応となり、ご説明した内容に納得いただけた場合、申込書に必要事項を記入していただき、手術日をご予約いただきます。

3事前診察

手術日より前に一度ご来院いただき、血液検査などの検査や、仕上がりのデザインなどの最終確認を行います。

4手術当日

手術当日手術は原則として日帰りで行います。当日は、予約の時間までに余裕をもってご来院ください。お化粧はせず、服装は脱ぎ着の楽な前開きの服をお召しください。またお食事は普通でかまいませんが、手術の2時間前までにはお済ませください。お薬は血液をさらさらにする薬以外はいつも通り服用してお越しください。
なお、ご帰宅の際は眼帯をしていただきますので、ご自身での運転によるご来院はお控えいただき、家族の方に送迎をお願いするか、公共交通機関、タクシーなどでご来院ください。

5手術

手術麻酔がしっかりと効いていることを確認し手術開始となります。術式によって異なりますが、必要部分の切開と脂肪切除または移動・固定、余計な部分の皮膚の切除を行い、最後に縫合して完了となります。縫合は吸収糸によりますので、抜糸は不要です。


6術後

手術後に、多少の腫れや痛みはありますが、抗菌薬と鎮痛薬を処方しますので、指示に従って服用していただければ、数日で落ち着きます。ただし、どうしても我慢できないほどの痛みや、腫れ、出血などが見られる場合は、まずはお電話にてご相談ください。必要に応じて、ご来院いただき術後検診を行います。

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