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「肝斑」は額、頬、鼻の下、目元、口の周りなどに左右対称にできるのが特徴の「しみ」です。 「くすみ」として認識されていることもあります。通常の「しみ （老人性色素斑）」 とは異なるもので、必要とされる治療方法も違います。レーザーやフォトフェイシャル（光治療）を受けたのにシミが良くならない、余計に濃くなったという場合は、肝斑が隠れていることがあります。皮膚を診ることを専門とした医療機関での正しい診断と治療をおすすめいたします。

肝斑を治療することが可能なレーザー治療は限られています。その中で肝斑トーニングは、肝斑治療に効果的な方法です。

肝斑トーニングで用いられるのは、照射部の先端が平らで均一になる微弱なレーザー光で、「トップハットビーム型」と呼ばれるものです。きわめて短い照射時間（5n秒）と高いピークパワーを活かして、低リスクで均等なレーザー光を肝斑部位に照射します。

肝斑治療では、メラノサイトを刺激しないように低出力でレーザー光を少しずつ照射します。２～４週毎に５回以上施術を繰り返し、徐々に肝斑を除去して色調を整えます。それと同時に、通常のしみ（老人性色素斑）も同時に改善されます。肝斑と大きなしみが重なっているタイプや、色調が濃く長年肝斑を放置されている方など、治療に時間を要したり、難治であるケースもあります。

ショートパルスの1064nmQスイッチYAGレーザーをお顔全体に照射して、表皮から真皮までメラニンを砕いていきます。境界線のない淡い薄いしみ（老人性色素斑）、光治療（フォト）では取り切れなかったしみや広範囲の色素斑（「雀卵斑」等）に対しても効果的で、ノーダウンタイムで美白肌を構築します。
カサブタをつくらずに、人知れず徐々に色調を改善していきたい方にお勧めです。

ロングパルスの1064nmQスイッチYAGレーザーをお顔全体に照射します。角質表皮のメラニンを除去すると同時に、ロングパルスによって真皮の浅い層に熱を加えることで真皮の活性化を促します。コラーゲン・エラスチンを増産へ導き、また皮脂腺を殺菌することで皮脂の分泌がおさえられるので、ニキビの再発が起こりにくい肌質づくりにも最適です。
色調を改善しながらコラーゲン・エラスチンを増やしてお顔全体に艶ハリを取り戻したい方、保険治療では思うように改善しなかったしつこいニキビでお悩みの方にお勧めです。

532nmのレーザー(KTP)によって、メラニンを選択的に破壊する治療です。 しみに対する治療は、 基本的に1回です。 なるべく短い期間でしみ治療を行いたい方や、大きめのシミを除去したい方に適した治療です。 約2週間、 治療部位が痂皮(かさぶた)になるため、治療期間中はテープ保護を行います。

※  しみの種類によっては、一度では取りきれず、 複数回の治療が必要となる場合があります。
※  麻酔なしで治療可能です。 広範囲の場合、 痛みを心配される場合は、 施術前の麻酔クリーム塗布 （料金： 税込3,300円）をお選びいただけます。

1064nm(Nd:YAG)のレーザーによって、黒・青・茶の色素を選択的に破壊する治療です。通常は数ヶ月毎に、複数回の治療を行います。

※  色素が深部に及んでいるケースなど、 色素が完全に除去しきれないことがあります。
※  施術前に麻酔クリームを塗布することもできます （料金： 税込3,300円）。